VVとかゲーム映像の話

前回の続き。DOAXVVの話で。

リアルタイムのレンダリングで、キャラクターがここまでの表情が出来るのかと、最新世代のゲームを経験していなかったのもあって、気分が高まったものです。

見た目もモーションもかなり自然で、かつ、ハイパーリアルでない、写実性を狙っていないキャラクター造形が気に入っています。かつ、コーエーのゲームで見られる、彫り込んだようなフィギュアチックなモデルでないのが、いい。

柔らかい顔をしていますよね。光の当て方もいい。いくら可愛いモデルとはいえ、変な光の当たり方をすれば変な顔に見えますし、かといって、陰影の変化を避けると、レフ当てて撮ったフィギュアみたいになっちゃいますから。それと、人肌のハイライトのマットな感じとか、いいですね~。開発体制は存じませんが、テクモ系列のチームで作ってるんですかね?

PVやプレイ動画で新しいゲームのグラフィックを見てみると、感じるのですけど、ハイポリ過ぎて、質感がカリカリになってる。あと、モデルの全ての凹凸に、リアルタイムで統一のライティングが出来るようになったはいいけど、光源がデカすぎるのか、間接光を取りすぎてるのか、全体がフラットに明るすぎる上に、距離問わず全ての細かいディテールまで隈なくハイライトが表れちゃったりしてて。加えて、手前のキャラクター周辺だけカリッカリにピントが合ってるものが、周囲から急速にボケたり。被写界深度はあるけれど空気の層は無かったり。

ミニチュアフィギュアを撮ってるようにしか見えないものがあります。急激に狭い被写界深度で、シーン全体に光が回り、克明なディテールの全てから、一様な(主光源の)ハイライトが返っていて、影(物体に落ちるカゲ)が明瞭でないような絵は、小さい虫とか、ミニチュアなんか撮ったことあればそれによく似ているはず。

どうも、テクノロジーに遊ばれてるというか・・・。だったら、ライティングがテクスチャで貼りついてるモデルに、被せる形で光を当てて、遠景はフォグで曖昧にした、ひと昔前の3D表現の方が、実写感はなくとも不自然ではないと、思うんだけど、これを友人に話すと懐古だと言われます。

ハイポリといえど、全面的に画一なライティング演算をしているだけ、のグラフィックは、むしろポリゴンのブロックがツヤツヤテカテカしていた時代に逆行しているような気がするんですけどね、私は・・・。

その点、ブイブイは見た目の自然さに拘りを感じるのですよ。撮影がメイン(?)なだけはある。見た目よければ、って感じで、実際はそこまでディテールに凝っていませんしね。割とハリボテのモデリングが多いです。けど、それは見た目がコントロールされていれば気にならないものなんです。ただ3Dのセットに照明を当てる計算が精確に大規模に出来ただけの画面はテクノロジーの披露でしかありません。小物の作りこみがどうのと言っても、レンダリングがアンコントロールでは。

と、ブイブイを褒めまくっていますが、風景だけを撮るような場合、ハリボテなので全然、絵になりません。好意的に見れば、女の子にピントを合わせたときに、周囲のディテールが程よく抜けるということ。ここは計算して作っていると思うんですけどね。

さあそれでも、ブイブイにも弱点はあって、水の表現・・・は全体からすれば気にならないレベルですけれど、女の子のモデルの動き、特に肩が弱いですね。

腕を水平以上に上げなければ問題はない。それ以上は、鎖骨+肩甲骨が動かないので、異様な動きをしてしまう。また、肩幅が狭いうえに、上腕骨のボールジョイントが表面に出ないので、腕を内に回せば肩がのっぺり、腕を上にあげれば二の腕が背中から繋がって非常に太くなってしまう。ここは髪や布で上手く隠したい。

似たことが大腿や手首にも起こる。蝶番でない関節はまだ難しいようです。また、カメラを追わせると首が水平回転になっちゃうとことか、細かい不満もまだあります。今後の進化に期待するトコロです。

<おまけのロベリア>

うぅぅんかわいい。

爆盛りの人達のなかで、控えめなのが見て落ち着く。

あと、こういう合わせを見ると、メカ×美少女モノって、普通の頭身でも成立するじゃん。と希望が持てました。

このメカはコラボ衣装なのですが、こんな雰囲気で一本メカモノゲーム出ませんかね?


DEAD OR ALIVE XTREME VENUS VACATION©コーエーテクモゲームス