す・す・ま・ね・ぇ

xenogearsより、オピオモルブスを描いています。いるんですが・・・。

すっすまねーーー!

まず描いたのがこれ。

アンフィスバエナに続いて、正面45度で何か描きたい、そういえばオピオモルブスの全身を描いたことがなかったなと。

もう、難しくって・・・。羽と尻尾が構図に上手く入らない。どうせなら顔を見せようと煽ったのが問題で、あまり顔が人間らしいと、プロポーションも人間らしさを要求されることになる。が、ギアは肩幅が異様に広いので・・・そこをいじりすぎてべツモノ(例えば人間が変身したような体型)にしたくもありませんし。

上の絵では、それでも人間に近いラインを出したくて、胴を伸ばし、腰を狭め、手前の肩アーマーを圧縮しているのですが、なんかこう、描いていてこれじゃないなと、思ってやめました。色もおかしいし。退色感を狙った気がするのですが、バーラーは多分朽ちないよね。

で、構図から取り直したのがこれ。

自然な感じになったと思います。持て余していた尻尾もシンプルに納まったかと。肩アーマーはむしろシャープに伸ばしています。布が広がるイメージで。

簡単な陰影を。ここまでは、調子よかったのですが。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: op3-754x1024.jpg

さて、着色の段階になって、悩む。フランス軍服っぽい配色が、ゲーム内では格好良く見えたのに、描いてみると白、黒、灰、金、赤、という分かりやすさが、どうも色彩の飛躍が出来ず、もどかしい。そして重い色が上に集中していて、縦の流れが上手く作れない。

着彩の未熟さを思い知るのでした。

私、工程が上手く進まないとツールを全て廃棄して作り直す悪癖がありまして・・・。えーい、俺がヘタクソなのではない、ツールが悪いのだ!!という。それで解決すればワケはないのですがね。実際のところはボキャブラリー不足ですねー。

これに近い配色のものを描いたことが、思い当たる限りないのですよ。加えて、硬軟の質感・・・例えば尻尾の金色の部分、これで柔軟性があるってどんなディテールで描けばいいのだ、おお・・・。羽は、見たままのソリッドな物体なのか、とか、こんなに難しいギアだと思わなかったよっぉ。